@article{oai:saigaku.repo.nii.ac.jp:00001375, author = {羽鳥, 健司 and HATORI, Kenji}, journal = {埼玉学園大学心理臨床研究, Bulletin of Psychological Service Center of Saitama Gakuen University}, month = {Mar}, note = {自己臭恐怖は文化に依存した社交不安障害の一種とされており,DSM やICD では明確に位置づけられていないにも関わらず,我が国では思春期を中心に年間で少なくない発症例が認められている。本研究では,口臭の自己臭恐怖により学生生活に制限を受けていた女子大学生に対して大学の学生相談室にて認知行動療法を提供し,その効果を検討することを目的とした。通常の認知行動療法の手続きに従い,機能的アセスメントを実施した結果,対人交流場面において他者から臭いと思われているに違いないという認知と,社会場面への回避行動による悪循環が形成されていると理解された。社会場面に参加することを目標として,接近対処とマインドフルネスおよび標準的な認知再構成による感情曝露を実施した結果,全10 回の介入により不安感の低減とその維持が見られ,学生生活を送る上でのQOL 向上が認められた。}, pages = {21--28}, title = {自己臭恐怖症の19歳女子大学生への認知行動療法の効果}, volume = {7}, year = {2021}, yomi = {ハトリ, ケンジ} }