@article{oai:saigaku.repo.nii.ac.jp:02000064, author = {鈴木, 健一 and SUZUKI Kenichi}, journal = {埼玉学園大学紀要. 人間学部篇, Bulletin of Saitama Gakuen University. Faculty of Humanities}, month = {Dec}, note = {本研究は、言語的・視覚的情報から得られた内容知・形式知としての理解が方法知・身体知へと深化することによって、他者に対する助言が他者の動きの修正に貢献する内容へと質的に向上するかを明らかにすることを目的とした。 小学校第5学年対象の検証授業における声掛け内容の相違を検討した。「知識・運動停滞群」は、技術ポイントの理解や技の動きに対する表象を明確にもてず、抽象的な助言を志向した。「知識向上群」は、試行の動きの外形上のかたちから修正すべき動きを伝えるに留まった。一方、「運動向上群」は、運動局面・身体の部位・動きに視点をもち潜勢自己運動を伴って友達の動きを観察し、具体的な動きを多面的に助言した。そして「知識・運動向上群」は、目標像の動きを自己の動きとして内面化させ、具体的な助言を継続した。 内容知・形式知としての技の技術ポイントにかかわる理解は、潜勢自己運動による力動感を伴う「knowing-how」の意味において動きの理解が質的に向上した場合にのみ、動きの修正に必要な声掛けを実現することが示唆された。}, pages = {159--171}, title = {体育科における知識の獲得が運動技能の向上に与える効果の検討Ⅱ}, volume = {23}, year = {2023}, yomi = {スズキ, ケンイチ} }